…というわけで、誰に頼まれたわけでもなくヤマハのオリジナルアニメ、マスターオブトルク スピンオフ(外伝)の感想などを書いてみるわけですが。
※一部ネタバレあり
シーズン1の感想、その1、その2、その3、その4
シーズン2の感想
★
さて、以前座談会「マスターオブトルクの魅力を語る」の動画を観た後に書いた俺のTweetがこれ↓
>あと、Ver n.5 ってのは外伝のはずなのであの姉妹物語希望。
…この予想が見事に当たり、姉妹(というか妹)ベースの外伝となっていたわけですが。
当たったとはいえ、勝手に考えてた「”これまで”の昔話になるんだろうな」ではなく、時間軸はちょい後の設定のよう。(←バイクを乗り換えているので)
そして本編の外伝・サブストーリーというよりは、プロモーション・イメージカット的な内容になってます。
漫画で言うと、ストーリー漫画の章間に挟まれた4コマ漫画のような感じかな?
バックにずっと曲が流れてるのもその印象を高めてる気がしました。
#にしてもなんで俺、これ観てて唐突に「日ペンの美子ちゃん」という単語が思い浮かんだんだろう?
経験者が未経験者に語るこの様式は、博士と助手というかトマトと虎オヤジというかやる夫とやらない夫(なんじゃそりゃ)というか。
そしてこの手の展開は「聞き手側」がターゲットとなります。
つまり今回ヤマハが対象としたのは、自転車をアイコンとする中高生のはず。
だからベタキャラでのベタ演出は狙いであり当然なんですよね。
結果、いい歳したおっさんが観るとちょい気恥ずかしい思いをしたりするんですが、それも狙い通りと言えるでしょう。
ライダーの心得的解説は極めて穏当。
そうそう、トンネルはいいですよぉ、特に冬とか雨の時はねぇ…(←先日のVMAXオーナーズミーティングの帰り道で再認識)
今回は短編のためか、主要部以外の作りこみはさらりと軽い印象に。
それはそれで悪くないんですが、やっぱりバイクの走行シーンだけは「キラキラ」だけじゃなくちゃんと走ってるところをもう少し入れて欲しかったなぁと。
あと「遊び」ももっと多くても良かったんじゃないでしょうか。「師匠に聞いてる」的なカットは本編のギャグ的要素もあって面白かったですしね。
でもまぁ、4分間にあれもこれも詰め込もうとすると破綻しちゃうんでしょうけれど。
「あ~、やっとMTシリーズの先達たるMT-01が出てきたかぁ」とか「4本指握りはどうなんだろ?2本3本もタブーじゃないと思うんだけど」とか観察させてもらったのはこれまでと同様、楽しませて頂きました。
…というわけで、対象年齢から外れているおっさん(←しつこい)としては、「若い者はいい、若い者は…」と腕を組んだままうんうん頷くのでありました。
正直言うと、出だしの「これ、なんシーシー?」の台詞で俺は充分満足しちゃったんですけどね(笑)
シーズン1の感想、その1、その2、その3、その4
シーズン2の感想
スピンオフ作品 Four Seasonsの感想
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