さて、でまぁ昨日(12/5)ヤマハからセロー250の生産終了宣言と、ファイナルエディションの発売が発表されたわけですけれど。
前回は「ユーロ4適用に時間かかるからちょい待って!」でした(?)が、今回はどうやら本当の終了のよう。
これでセローという車両は終りって事ですね。
セローの販売終了やモデルチェンジへの思いについては、2017年の一時停止(?)の時に既にたっぷり書きました。
>serow (勝手に)セローのフルモデルチェンジに向けて
>serow セロー250生産終了にあたってと、今後のバリエーション展開への妄想
そしてその後、2018年に無事新型発表の際にももちろんたっぷりと。
>serow 2018ヤマハ新型セロー250発表!
なので今更語ることも特にはなく……ではあるんですけどねぇ。
★
これまでの繰り返しになっちゃうんですが、最近のこのおっそろしく厳しい規制(ユーロ5準拠)に空冷単気筒250ccなんてのが簡単に対応できるはずもなく。
無理やり対応すれば価格はハネ上がるし、となると250ccのメリットは激減するし。
上位機種並みの価格になっても販売すべきなのか?それとも終了か、の判断を迫られるわけです。
なので、セロー250の終了は仕方ないと思ってます。
むしろ、よくここまで販売してくれたなと。2017年の時点で終わってても不思議じゃなかったわけですからね。
※2018年に出た車両にABSが付いてなくて「あれ?んじゃこれで終わりかも?」が頭をよぎっていたのは否定しません。
★
さて、で、俺は次に期待したいんですよ。250ccのオフ車的・デュアルパーパス的な奴に。
「SEROW」は無くなるけれど次がある(はず)
セローじゃないんだからエンジンはなんでも良し。もちろん水冷だって2気筒だってよし。
多少重くなるのもよし!
でもね、これだけはお願いします。
「低シートで足つき確保!」
しばらく前から若者ライダーを確保すべく、バイク業界が頑張ってるじゃないですか。
イメージ戦略はすそ野を広げるのにもちろん重要ですが、それと同様に大切なのは(価格と共に)「とっつきやすさ」なんですよ。
「足が付く、気楽に跨がれる」これがどれだけ購買意欲に繋がることか!
「オフ車だったらクリアランスがサスペンションストロークが……」って言う人がいるかもしれませんが、んじゃ今のセロー250で底付きした・亀の子になったって例がどれだけありますか?
「気軽に走りたい、林道にも行きたい」って層には今のセローレベルで必要充分だし、それ以上の使い方をする層は自分で何とかするもンです。
もちろん、ツーリングセローみたいな装備の低シートモデルと、ロングストローク本格オフ仕様の両方出れば最高ですが、それはそれで本格組から「重い!」って苦情出ますよきっと(笑)
★
ともあれ、終わると決まったことをグダグダ考えていても仕方なし。
ええ、これまた繰り返しですが、「今まで親しんできたバイクが無くなった!」って嘆くより、「新しくどんなのが出るんだろう!」ってワクワクする方が楽しいに違いありませんからね!
#SEROW250 FINAL EDITION はなかなかに格好良くて、しかもカラーを初期型225(1KH)にリスペクトってのも泣かせる話なわけで。
俺、この手の「最後に最初に戻る」のが大好きなんだよなぁ、TVアニメ版攻殻機動隊の最後のシーンが少年マガジン連載初回のシーンに繋がってるのとかさ【難】
※うちのセローも大切に乗らねば。
コメント