んで、話は前後しますが「見てどうだったか」を書いてみます。
MT-09は発売されてしばらく経ちますし、俺の興味的な面からもMT-07がメインになっちゃってますがご容赦を。
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この2台、共通のアイコンもあって一見似てるように見えますが、見慣れてくると違いが目立ってきます。
ハンドルとタンクがせり上がった感じで威圧感のあるMT-09と、なで肩(?)ですっとした感じのMT-07、みたいな。
実際に跨ってみるとその印象は更に強くなります。
メーター周りの印象もまったくの別物。
09はメーターオフセット、07はセンター。まぁこれは「あえて」変えてある気がしますけど。
ハンドル周りといえば、両車ともセルスイッチがキルスイッチと一体式になってました。
初めてのシステムですけど使いにくい感じはなし。一度説明されれば迷う事はないでしょう。
これ、合理化(コストダウン)の為なのか、それともターンシグナル(ウインカー)インジケーターの緑化のようにISOとの関連なんでしょうか?(聞き忘れました)
シートも別物、というか目指すところ違い。
09はポジションを好き勝手に変えられるよう前後に長く。07はフラット(前下がりではなく地面と平行の意)
07のは「小柄な人が前にズレてこないように」とか説明されてましたが、これ、フルブレーキング時のズレにも有効だと思うんですよね。
そして、なんのかんの言いつつ共通部品は結構多いようです。
目立つのはやはりホイールかな?
サイズもデザインも一緒だったので同じものでしょう。違いはリムテープの有無のみ。
他にも見えないところでいろいろ共通化されている様子。開発時のコストダウンの要求は相当高かったらしいです。
でもそれなら何故ステップ周りを共通化しなかったのかが不思議ですが。
※09はアルミ、07はゴム張り
コストダウンといえば、07のスイングアームはなんと鉄製(プレス)だそうで。
んでも素敵なデザインで安っぽさ無しなのはさすがです。
その割に07だけペータル(ウエーブ)ディスクを装備してたりするんですけどね。
そして07の各色をしげしげと見ていたら、リアサスのスプリングの色が違うのに気づきました。
試作車と量産車の違いかな?と聞いてみたら、なんとボディカラーによってというか、リアフェンダーに貼られたエンブレムの色に合わせてあるとのことでして。
コストダウン…厳しかったんじゃなかったでしたっけ?いや、俺はそういう矛盾したこだわりは決して嫌いじゃないんですが。
07は今後のマイチェンで改良を加えていく予定のようです。
そしてVMAXのマイチェンネタで俺が連呼していた所謂前方互換(マイチェン後の仕様がマイチェン前にも適用できる)を開発の方が口にしていてびっくり。
そうそう、現行ユーザーは大切にしないといけませんよ~
最後にまるっきりの余談ですが、正式には「エムティーゼロナイン、ゼロセブン」であろう名称。これを俺同様「ぜろきゅー、ぜろなな」と呼んでいるヤマハの人をみつけてニヤついてしまいました。
日本語的にはこっちの方がゴロがいいですからね。
新型車ということで、VMAXにも流用できそうなパーツもいくつか見つけたので(上手くいけば)今後紹介していこうと思います。
さて、もし俺がVMAXもセローも持っていなかったとして、どちらかを買うとすれば………MT-07かなぁ?
汎用性が高そうだし、より自分の色にも染めやすそう。
もちろんパワーはどちらにしても不足を感じるはずもなし。
でもそんな実際的なところより、バイクは眺めて見て「なんかこっちの方が好き」で選ぶのが一番なんですよね。
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コメント
お久しぶりです。FZ6に乗っていた者です。(過去形)
プレミアム試乗会あたりました。YAMAHA車4台所有ですから。
きっと当たると信じていました。Ak!rAさんも2台お持ちですよね。
試乗会が13日なのですが、その前に07が納車になりそうです。
リアサスのスプリングの色は知りませんでした。全部「赤」かと思っていました。
9月号10月号はどのバイク雑誌でも特集していて買いまくっています。
P.O.C.の会員さん:
を買われましたか。納車前ってわくわくしますよね(笑)
お世辞抜きに07は良いバイクだと思いますよ。
軽量ハイパワーはもちろん、カスタマイズの余地もあるので弄って楽しむにも良いんじゃないでしょうか。
個人的には、誰かカタナスクリーン付けてみてくれないかなぁ?とか思ってます(笑)