朝。梅雨も中休みらしく空は明るい。どれ、んじゃV魔で出かけるとするか。
出かける前にもう一度車体をチェック。
修理箇所の確認はしてあるが、何しろ1ヶ月放ってあったのだから。
空気圧にオイル、それと…う?ん、やっぱり気になるな。
以前にも書いたフロント左フォークからのオイルの滲み。
マイナスドライバーでダストシールを浮かせて見ると、中も相応量のオイルで濡れている。これは近々全バラしてやらないといけないだろう。
「ま、それはそれとして…」とかなんとか言いながら走り出す。
とりあえず今日は軽く流すだけのつもりだし、まぁ大丈夫だろう。
国道を南に下って軽く昼飯。その後は特に宛もなく鹿沼方面へ。
「あてもなく」と書いたが、そういえば先週会った知り合いから「小来川沿いはもう走れるよ」と聞いていた。よし、久しぶりにあの辺りを走ってみるか。
鹿沼市から古峰ヶ原方面へ。
晴天というわけにはいかない空模様だが、暑くない分却ってツーリング日和といえないこともない。
川沿いの道は相変わらずの快走コース。
ヘルメットの中でハイロウズの「日曜よりの使者」を怒鳴りながら走る。
今日のちょい乗りにはぴったりの曲だが、惜しいのは、最後につい「Do you have HONDA?」と言ってしまう事だろう。
途中から「日光」方面へと曲がる。おお、こっちの峠越えは相変わらず狭いな…
2,3速を使って峠を登る。
シフトチェンジがちょい渋い気がするのはオイルのせいなのだろうか?
一山越えると道はきれいなバイパスになっていた。
ほぅ、こんなに新しい道になっているとは知らなかった、さて、ここからどうしようか。
今市回りで帰るのならこのまま直進だが、ついつい「清滝」方面へと曲がってしまう俺。今日は「軽く流す」だけじゃなかったのか?
またまた狭い峠を下り、清滝へ。せっかくだし…いろは坂を一周するか。
景色を眺めながらまったり走っていると、川崎ナンバーのBMW(RS)に追い越された。
気合入ってるなぁ…ちょっと追いかけてみるか。
ところがこれが速い速い。V魔では着いていくのが精一杯である。
道を熟知している風ではないので、本当に上手な人なのだろう。
「感服致しました!」といろは坂頂上でRSと分かれ、俺はそのまま下りへ。
えんやらやぁと下り、裏道経由で帰宅する。
走行距離はさほどではないが、結構しっかりと走ってしまった。
いろは坂のおかげで前後タイヤは綺麗に使い切っていた。やれやれ、一体どこが「軽く流す」だったのか。
自宅前で軽く洗車&車体チェック。
朝拭いたフロントフォークにはやはりじわっとオイルの染み。さて、これはいつ交換してやろうか。
【V-Max 100マイル≒160km】
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