四輪車のシリコン(シリコーン)洗車については既にWEB上に沢山サイトがあるし、俺自身も以前本館の方に書いた事があるんですけどね。
なんやかんやで3年続けているし、もう一度まとめておこうかと思いまして。
★
んで、まず前提にしたいのは、対象となるうちの四輪車は通勤メインの実用車であることです。
地方住まいの方ならご存じのとおり、田舎で四輪は生活必需品。
通勤はもちろん、買い物、送り迎え、荷物運び、etcetc……
とにかく車がないと始まらない、普通の生活がおくれない。
※だからお年寄りもなかなか免許返納できなくて……なんて話はまた別にでも。
つまり、原則毎日使う。
使えば汚れる。
汚れれば洗いたくはなるけれど、毎日洗う暇はないし、そんな手間はかけられない。
だから洗車は「どれくらい綺麗になるか」より「適度な綺麗さがどれくらい続くか」の方が重要になります。
100点はいらない、60点でいい。
ピカピカではないけれど、外観が汚くは見えない。仕事先の駐車場においても失礼にあたらない。他の車に見劣りもしない。
このレベルで充分。そしてこのレベルが長く続くってのが大事なわけです。
この点、都会の「車を使うのは週末のみ、それ以外はガレージで・カバーをかけて保管」な方々とは目的が違う事ご承知おきください。
★
で、そんな「長く60点が続く」を目指す人間(=俺)にとって、シリコーン洗車ってのはほぼベストマッチなわけですよ。
後に書きますが、とにかく手間がかからなくて楽。
適当に洗えて、それでいてそこそこ綺麗に見えて、汚れも付きにくい・付いた汚れが目立たない。
しかもその状態が長く続く。
内緒の話ですが、俺が車をきちんと洗車したのって、2022年は4回だけですからね。
※雪道走行後の下回り洗浄を除く。
四半期に一度の洗車でも、そんなに汚れてるようには見えないってのは凄い事だと思います。
★
洗車準備品
・信越シリコーンのKF-96-50cs(1L)
・ウエス(ペーパーウエス)
・霧吹きスプレー、スポンジ
シリコーンは、3年間で使ったのが1.5缶分。節約せず気楽に塗ってるわりに持つ印象。
洗車方法(塗布前作業)
以前は「洗車機→軽く水気を取る」だったけれど、今は「ホースで手洗い→乾いてから」に変っている。
これは(目立たないにせよ)付いている汚れが多いので、洗車機かけても結局は手洗いも必要になる、というところから。
塗布
霧吹きでシリコンを吹き、スポンジで伸ばすだけ。
以前はペーパーウエスだったけれどスポンジの方が楽。使うシリコンは増えるけれどお手軽に塗れる。
スポンジが汚れていると傷がつくので注意。年4回だから毎回100均で買ってきても良いくらい。
ふき取り
「乾かす」の概念がないので、塗布後さっさとふき取り作業に入れる。
ペーパーウエスでふき取るけれど、あまりケチらない方が楽。
綺麗にふき取る必要はない。タレない、ベタつかない程度までで充分(ガラスを除く:後述)
作業時間
うちのはそこそこ大きなセダンだけれど、実作業は1時間以内。プラス水洗いの乾燥時間。
「シリコンを塗る」だけであれば10分でOK
★
メリット
一番の利点は、塗装面、メッキ面、樹脂、プラスチック、ガラス、鏡面、車のすべての場所に塗れること。
「あそこはOK、ここはダメ」が無いのでごく気楽に塗れる・伸ばせる。
車用ワックス同様、小傷が消えること。
樹脂がツヤツヤになること。特に黒樹脂部分のツヤツヤ感は素敵(はぁと)
意外なところでは、雨の日のワイパーのハケがいいこと。
また、撥水剤コーティングのようにワイパー動作面外のガラスが白くなったりしない。ウインドウォッシャー液も普通のものでOK。
汚れが付きにくい。そして雨に当たると汚れが落ちる?(気がする)
デメリット
注意点としては、
・ツヤは専用ワックスにはかなわない、先のとおり60点。
・洗車直後、なぜか蟲が寄ってくる・張り付く。何か蟲を呼ぶ匂いでもするのだろうか?
・どこもかしこもツルツル滑る。ドアハンドル注意。
・シリコンに汚れ落としの機能はない。気になる汚れは別の方法で落とす必要あり。
・ガラスの見た目注意。他は適当でいいけれど、ガラスだけはちゃんと拭きとったほうが良い。
・ガラス内側に付くと後々面倒(かも)
★
……というわけで、繰り返しになりますが、今のところ俺にぴったり合った洗車方法と言えるわけです。
俺的メリット多数、気になるデメリットなし。なので当分このまま続けることになるでしょうね。
コメント