さて、餃子オフも中止になって、迷っていた東京モーターショーへも出かけない事にしたわけですが。
ええ、いろいろあるんですよ。浮世の義理って奴も含めてね。
その東京モーターショー2017。
出品車中、「実物見たいなー」と思ったのが、ヤマハのNIKEN(ナイケン)
今までMWT-9って言われてた車両なわけです。
※画像とか動画とかは例によって各自検索願います。
漢字で「二剣」と書いて「ナイケン」と読ませるこの名前。
確かに「ニケン」じゃゴロが今一つってのはありますが、この読み方にしたのは何か理由はあるんでしょうか?
どこか風の発音なんですよとか。Amenはアーメンじゃなくてエイメンなんだよとか。(なんじゃそりゃ)
VMAX販売終了の時にも書きましたが、俺、この手の大型3輪には凄い期待をしています。
前2輪なら転びにくい。路面が悪くても安心して走れる。
それでいてバンクする爽快感がある。
「体力落ちてきたおっさんには最高じゃないか!」なんてね。
#ゴールドウイング的な「コカしてもここまでしか倒れないから大丈夫」な発想も悪くはないけど。
そして何より、「目立つ!」
ええ、これは重要ですよ。バイク乗りなんて目立ちたがり屋ばっかりですから(笑)
そして目立つ以上「恰好良く」なくちゃ駄目なんです。
NIKENのデザインは悪くないです。
前2輪4本フォークの奇抜感はもちろん、最近のMTシリーズの流れをくみつつもぶっ飛んだ感じのカウルとか、かなり俺好み……ではあるんですが。
MWT-9時代の動画は車両単体のみの画。
今回初めて「人が乗って操作してる」動画が出てきました。
うーん、これ見るとやっぱちょい印象変わりますね。
885mmって全幅がハンドル幅かどうかはわかりませんが、もしそうなら(あのク○大きい)VMAX1700より65mmも広いわけで。
そりゃまぁ動画のライダーの腕も大きく広がるってもんです。
そして多少の腰高感。
これはライダーとの比較と共に、ライダーのポジションがクルーザー的に見えるってのも影響してるでしょう。
なにせこれだけ狂暴な顔つきですからねぇ。つい戦闘的ポジションを期待してしまうわけですよ。
だから「もうちょいサスが寝ててカウルが低ければ……」とか素人考えしてしまう。
ええ、サスペンション性能とかジオメトリとか一切考えてないですけどね。
4本フォークが短めの割にカウル位置が高いのは、その間のLMW機構がスペースをとるってことなんでしょう。
ってことはこの辺り、将来のコンパクト化に期待かな?
LMW関連以外はMT-09と同じ(はず)なので、エンジン他の信頼性は高いはず。
ブランニューモデルにありがちな初期トラブルは少ないでしょう。
馬力も(多少CPUで味付けを変えてくるとしても)MT-09と同じとなると、問題は重量と前後重量配分。
あれだけデカいフロントだから重量増は仕方ないとして、前後比はどうか?
同じLMWのトリシティは「スクーターなのに前後比5:5!」ってのを売りにしてた気がするんですが……大型LMWの場合のベストの比率は違っていたりするのかな?(さてさて)
展示モデルに既に保安部品他が付いている&ヤマハ社長の話からも、来年(2018年)中の販売は間違いなさそうです。
価格は、MT-09が100万円、MT-10が150万円ってのを考えると、200万円くらいかな?
まあそれくらいの価値はあるでしょうね。
ともあれ、実際に乗ってみたい車両であることは間違いなし。
どこかで試乗会があったら全力で駆けつける所存です(笑)
そしてこれだけ派手なモデルなんだから、市販の暁には盛大に宣伝して欲しいもの。
「そうだ!これ、白バイ化して東京オリンピックのマラソンの先導したらウケるだろうなぁ!」
#とか、NM4の時にも同じことを
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