…でまぁ、2015 EICMA(ミラノショー)でヤマハから、噂の一つも無かったMT-10なんてバイクが発表されまして。
※画像は例によって検索してください。
しかもコンセプトじゃなく市販予定、というか来年EUで発売確定とか。
ここのところの恐ろしい新車発表攻勢、ヤマハ儲かってるよなぁ…
さて、まだ発表されただけ、それも日本からWEBで見てるだけの俺がどうこう言えるはずもないんですが、エンジンは新型R1ベース、足回りも同様となれば走りが悪いわけがない。
「ホイールベースはMT-07と同じ」とかいう情報聞いちゃうと「昔似たような事やったGSF1200は恐ろしいウイリーマシンに…」とか余計な事思い出してしまうんですが、まぁ電子制御てんこ盛りの現在なら心配ないでしょう。
で、問題はデザインですよデザイン。とにかくあの顔ですよ!
MWT-9にも共通するアクの強いヘッドライト周り。
ヘッドライトというより完全に「顔」です。
そういえば「バイクの2眼は顔に見えるので他者からの認識率が高くなる」なんて研究結果を以前見たんですが、それにしたって…って気がしないでも。
#でも俺、MT-25・MT-03出た時にこんな事書いてたんだよな…
>あ、ちなみにライトだけは、もっと素っ頓狂(?)でも良かったのではと思ってますけど。
>#それこそ丸型のデュアルとかね。
あちら(MWT-9)が悪役顔ならこちらは善玉風かな?
メガトロンに対するバンブルビー的な(なんじゃそりゃ)
あ、個人的にはこういうアクの強いのも決して嫌いじゃないですよ。
カワサキのZ1000とかも格好いいなぁって思いますし。
さて、んでこれがヨーロッパでどう受け取られるのか?はEUヤマハががっちり市場調査してるはずなんでお任せするとして、このまま日本国内で売られたとすればどうなるかなんですが。
なんかねぇ、今の高年齢層には受けない気がするんですよ。
R1の方が見栄晴れるし、「ダークサイドオブジャパン」とかにも興味ないだろうし。
MT-09みたいなやんちゃバイクだとそれなりに面白がるんですけどね。
んで、勝手に考えるところ、そんな事はヤマハも先刻承知なのかなと。
コレはもっともっと若年層を狙っているのかなと。
以前も書いたとおり、今購買主流になってる50歳以上のおっちゃんライダー達はあと10年もすれば激減しちゃいます。
だからそれまでに若年層ライダーを発掘しなくちゃいけない。
そのために、(金額的に)実際に購入できるかとは別に「いつかアレを買うんだ」的な憧れのバイクを作っておきたい。
もしくは「(今買える)MT-25、03には凄いトップモデルがあるんだぜぃ!」的な意味もとか。
そんな風にも思えたんですが、さてどうでしょう。
実際、WEBを見てると「中二病をくすぐるデザイン」とかの好評価(?)も散見したりします。
そして翻って、そういうのが今のEUでウケる(と判断されている)のかな?とも思うんですよ。
ま、いずれにせよ俺は、何度も書いている通り「車種が増えて選択肢が多くなるのは大歓迎!」なんですけどね。
※タイトルは「”The King of MT”を名乗ったMT-10、MT-01に喧嘩を売る!」とどちらにするか迷いました。(をい)
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コメント
MT‐10発表!
の後に、わくわくしながら画像を見たら4気筒でした・・・
4気筒って、最初にヤマハが謳ってた
【MTシリーズ】のコンセプトに合わないんじゃ?
と思ったんですが、
クランクシャフトを捻ってるからいいんですかね?
私の初見のイメージはモスピーダ!?
でした(^^;)
edaoさん:
とりあえずYZFに対するMTって事でいいんじゃないでしょうか。
NINJAとZみたいな感じで(をい)
正統派とワル(?)のラインナップは強いですからね、まぁそれもそれだけ出してもペイする市場あっての話ですけれど。
M上さん:
B-KINGベースのモスピーダのアレは東京のカドヤ行くと時々飾ってありますね。
個人的なカスタムベースとして、国産メーカーのどこが最初に左右異形ヘッドランプ(BMW的な)を出してくるかが気になってます。