ウインカー交換

 決して暇ではないのだが、V-Maxのフロントウインカーを交換する。
 形は今とまったく同じ。では何故交換するかといえば「なんとなく接触不良している気がするから」
 今のウィンカーには、市販のW球用ソケットを入れてポジションランプが点くようにしてある。
 ところがここ半年ほど、ほんの時たまではあるが片方のポジションが消えることがあるのだ。(←それは既に「気がする」じゃないな)
 配線をいろいろ直したのだが根本解決はできなかった。どうしようかな?と思っていたところへ、同じ型のW球用ウインカーが売られているのを見つけてしまったという訳なのである。
 ところでウインカー交換というとなんとなく簡単な作業のように思われるが、実はそうでもない。
 専用品でもない限り、配線コネクタやステーの取り付けを全部自分で行わなければならないからだ。
 今回はステー等は今のものを使用することができるので多少は楽ができるだろう。
 今のウインカーを外し、再使用するワッシャの類は「花咲かG」へ漬けて錆を落す。
 新ウインカーの配線に端子を取り付ける。圧着後はもちろんハンダ付け。この辺りで手を抜くと数年後にトラブルの種になるのは経験済みである。
 W球専用だけに、ソケットと球はズレずにきちんとセットされた。
 汎用ソケットだとこの辺りに微妙な調整が要求され、それがまたトラブルを呼ぶ事があるので一安心。
 取扱説明書によれば「アース線を別途ステーから引く」ようになっているのだが、万全を期してソケットに直付けする。
 コードの先端をハンダ付けして、その内側の縒り線を2つに分けて穴にする。ここをソケット固定ネジで共締めするのだ。
 ウィンカー本体にシリコンスプレー。ガワとレンズの合わせ面にもシリコングリス。
 これで耐水性は上がるはず…だよな。
 車体への取り付けは今までと同様。
 アースがとれているかどうかを確認の後、ポジション、ウィンカーと片側ずつ操作し確認していく。
 5Wの小さなポジションと21Wのウィンカー、それぞれの動作を確認。を?し、これで完成だ。
 たっぷり1時間かけて交換作業が終了。
 配線とか端子の処理に必要以上に時間をかけたが、これで将来のトラブルが減るなら苦労ではない。
 車体全体を眺めながらウインカーの角度を微調整
 うむ、同じ型とはいえ、新しいパーツというのはやはり良いものだな。

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