【偶には4輪】HIDバーナー交換

でまぁ先日、4輪のヘッドライトバルブを交換しまして。

 

会社からの帰り道。暗闇の中、ふと気づくと前の車に写る自車のヘッドライトが左右で色が違うわけです。

あれれと確認すると左側が紫色に変わっている。

ううむ、HIDが劣化するとこんな色になっちゃうんですねぇ。

※まぁ通常バルブみたいに突然切れるよりはマシなんですが

 

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自宅へ戻ったら早速WEBで調査。いや俺、これまでハロゲンバルブばかりでHIDの交換ってしたことないんですよ。

さくっと調べると、交換作業自体はハロゲンとさほど変わりはなさそう。

HIDを全部交換となると大事になるんですが、色が変わっただけなのでバラストからじゃなくバルブ(バーナー)交換だけで大丈夫と判断しました。
というかまるっと交換すると5桁円になっちゃうんで考えたくないんですよね(をい)

さてそのバルブ。うちの4輪用はD2Rという形式らしく。出力35W(85V)ってのは国産車ではほぼスタンダードなのかな?(良く知らない)

さくっと発注はAMAZONで。

今時は某国製の激安品が主流なんですが、4輪は実用車なのでそうそう頻繁に切れては困る。
なので国産メーカー品をチョイス。とはいえ2本で5K円程の廉価版だし、実際の生産は国外なんですけどね。

HIDバーナー※昔フォグランプでお世話になった気が→IPF

 

商品到着の夜、交換作業。

ちなみにうちのガレージはバイク専用なので4輪の作業は露天。
だから本当は夜作業はしたくないんですが、まぁ今回は仕方なし(灯りが届くのが救いではあり)

ヘッドライト周り・ライトケースをバラすのは去年フォグランプのバルブを交換する時に経験しているので迷い無し。にしても四輪は構造が簡単でいいわ……(本当にねぇ)

HIDは高電圧になるのでカバーの類多し。心配な人はバッテリーのマイナス端子は外しましょう。(俺は時計ズレたりラジオのメモリ消えたりするのでできるだけやりたくない)

高電圧注意※あちこちにこういう注意書きが

 

「にしてもなんか外しにくいんだな……」とぶつぶつ言いながらコネクタごと外して、先端のバルブを外して(前フリ)

新しいバルブをハメて点灯確認。よーし、点きましたよと。これでまるっと交換しなくて済みますよと。

古いバーナー※画像だと判りにくいですが、古い奴(右端)はかなり茶色になってました

 

バルブは左右セットで交換するので(今は無事な)もう片方も同様に作業。

その後、下調べで「バーナーは空焚きするといいよ!」の情報があったので5分ほど点灯させて。あとは元通り戻すだけ……のはずだったんですけどねぇ。

 

バルブを付けたコネクタをヘッドライトケースの中に戻して、毎度お馴染みのハリガネのアレ(?)で固定したけれどどうにも収まりが悪い。
なんか気持ち悪い。グラつかず付いてはいるのだけれど違和感がある。

「元々はどう付いてたんだっけ?」と考えたけれど、左右両方同時に外してしまったのでわからない。
でもまぁ、グラつきなく付いたから大丈夫でしょう。(前フリ2)

 

ライトケースを両方戻して、さてテストに出かけるかとライトを点けると……なぜか片側のポジションランプが点かないわけです。あれ?ここは弄っていないんですが?

首をかしげながら、付けたばかりのライトケースを外してポジションランプ周りバラして。

ポジションの豆球を確認したけれど良く判らず。
「切れたのかな?他を弄ったタイミングで他が壊れるってのもよくある話だし」(経験則)

試しにと、ガレージの棚に転がっていたLED豆球を接続してテスト。うん点きましたよと。
って事はやっぱり球切れだったんでしょう。LEDの方が白くて明るくて恰好いいし、これは怪我の功名ということで(甘い)

 

もう片方のポジションランプも入れ替えて、ライトケースを全部戻して。

さてテストに出かけるかとライトを点けると……今度は後から替えた方のポジションランプが点かないわけです。

「ああ、知ってる知ってる、LEDには極性があるから替えたら必ず点灯確認しろって爺っちゃが言ってた」(誰?)

ぶつぶつ言いながらまたケースを外してLEDを逆にハメなおして、今度はちゃんと点灯を確認してからケースに戻して、またまたケースを取り付けて。

「ふー、また余計なところで手間と時間を使っちまったぜい!」(甘い2)

 

全部点灯したライトに満足して、今度こそ走行テストに……出たんですがね。

ライトの配光が全然ダメ、ダメというかめちゃくちゃ。こうれはもうバルブの性能云々なんかじゃなく、取り付け自体がダメなのが丸わかりなわけです。

「あー、やっぱあの違和感かー」

自宅に戻ってやり直し。ライトケース外すのは本日4回目っと(*左右)

 

念の為にともう一度WEBで確認すると、「バルブの切り欠きをケースに合わせること」というあまりにも当然の記述があるわけです。

んでも俺、先にコネクタにバルブ付けてからセットしていたわけで。これじゃ切り欠きが合うも何もないわけで。

※言い訳すると、コネクタとバルブの嵌合が固くて、セットしてからでないと付けにくかったから。んでもよく考えりゃそれじゃダメだってのも判るはずなんですが

全部バラしてから、今度はしっかりバルブだけを「切り欠きの合いを確認して」セット。

ハリガネで固定してからコネクタをバルブにセット。うん、先に「面倒だな」と思ったこの部分も、こうやって単品ずつ作業していくと十分に納得できるわけですよ。

今度は違和感の類はなし。収まるものが収まった感。そう、メンテナンスでのこういう感じって大切なんですよねぇ。

指さし3回してから全部戻して。テスト走行は……「そう!ヘッドライトはこうでナイト!」(夜だけに)

 

……というわけで、「何事も下調べはしっかりやりましょう」「慌てず作業しましょう」「違和感を覚えたら確認しなおしましょう」というお話でしたとさ。

「あー!たかがバルブ交換に2時間もかかっちまったぜぃ!」

※でもまぁ、夜作業したからこそ配光がダメなのが確認できたわけで(ポジティブシンキング)

 

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