ホント、世はキャンプブームですねぇ。
ゆるいアレ△の影響があるのかどうかはわかりませんが、先のゴールデンウイークなんかそこそこ名の知れたキャンプ場のWEBサイトは、どこもかしこも満員御礼マークが付いてましたからね。
バイク雑誌・業界でも最近キャンプ記事が目立つというのは以前も書いたとおり。
移動手段としてのバイクの有効性。そして積載量に制限ありという趣味性。もちろんツーリング先での宿泊方法という実用性。
この辺りがバイクとキャンプの相性が良い理由なのかもしれません。
んでまぁ先日、某所でそんな「バイクでキャンプに行こう!」な話をつらつら眺めてたんですけどね。
初心者向けのキャンプ記事。「みんなでわいわいやろうよ!」的な内容。
ごく真っ当な記事でそんな変な事は書いてないんですが、読んでいてなにかモヤモヤするものがある。
「なんだろう?」と考えて思いついたんですよ。俺、「個人で完結していない・できない遊び」ってあんまり好きじゃなかったんですわ。

件のキャンプ記事は、「キャンプ場で教えてもらおう」「見せてもらおう」「試させてもらおう」
いや、いいんですよそれで。
そのための仲間だし先輩だし。頼られる方だって嬉しいものだし。
でもね、天邪鬼な俺が読むと「でもなぁ、それを前提にしちゃって面白いのかなぁ?」とか思っちゃうわけですよ。
判らないことがあるならキャンプ行く前に聞いて・調べておきましょうよ。
このご時世、WEBで探せば情報は山ほど出てきます。
玉石混交とはいえ、初心者でも「まったく見当もつかない」って事はそんなにはないはずです。
誰かに聞くにしても、前もっての方が良いのは間違いありません。
無いと困るよな?と思ったものは買って持っていきましょうよ。
「どれ買ったらいいかわからない!」なら最低限の奴でいいじゃないですか。
この先もっと良いもの・自分に合うものが見つかったら買い替えればいいんです。そしてその「うわー、これ買って失敗したなぁ」な経験は絶対無駄にはなりません。
どうしても手に入れられなかったなら我慢しましょうよ。
「自分で持ってないから使えない」は至極当然の話。それがその後の「本当に買うべきか否か」の判断にも繋がるんです。
「誰かに借りればいいや」だとずっとそのままですからね。
これらの方が、「遊び」としては絶対面白いし楽しめるはずなんですよ。
もちろんいくら調べて準備したつもりでも(ましてや慣れてない人であれば)現地へ行くといろいろ問題が出てくるでしょう。
必要なものが無かったり、使えると思ったものが使えなかったり。
それは仕方なし。だからそこで初めて「誰か助けて~」ってやりましょうよ。
「ここまでは準備したけどこの先は想定外だったんだよ~」にしましょうよ。
繰り返しになりますが、遊びならそれが一番面白いと思うんですよね。
※6月には今季初キャンプが。頼むぞ、晴れてくれよ……
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