EURO5と原付とEVと

例によって昔似たような事書いてますがキニシナイで書くんですけどね。

ついこの前、EURO4(&それに準ずる国内規制)で大騒ぎしたばかりだってのに、もうEURO5の話が聞こえてきてまして。

規制は2020年から。数値とかなんとかとかは例によって各自検索してくださいな。

 

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俺もまだざっくりと見ただけなんですが、なんでもこれで排ガスは4輪車と大差なしになるんだとか。

触媒やら消音機やら、容積がたっぷりある車と違ってバイクはマフラー1本(+チャンバー的なもの)だけですからねぇ、メーカーさんは大騒ぎだと思いますよ。

 

さて、規制値とは別に、目に留まったのが1~3クラスが同じになるってところです。

これまでは排気量(だけじゃないですが)別に3つに分けられていたクラス。

これが全部合わさって「とにかく二輪は全部コレ」になるようで。

となると当然、これまで比較的規制が甘かった小排気量への影響がデカいわけです。

大変ですよこれ、原付なんかどうすりゃいいんですか?
この前の規制をFI化してなんとかクリアしたばっかりなんですよ?

もしかするとこれはもう「50ccは無くして電動・EVにせよ」って事なのかもしれません。

「まぁ50ccは日本のガラパゴス仕様だし……」とか諦めてしまうのは簡単でしょうけれど、これまでの歴史とか文化的なところとか、そんなのを考慮した何か特例があってもいいようにも思うんですけどね。
※四輪で軽自動車が優遇されているように。

 

さてさて、そんな内燃機関50ccが今後どうなるのか?とは別に、俺はシティコミューターとしてのEV車両普及には賛成です。

電動はトルクがあって加速もよし(のはず)

低速・低回転から最大トルクが出るから荷物を積んでも良く走る(はず)

暖機が不要ですぐ走り出せて、走ってる最中は静かなもの。

そして何より、オイル交換もプラグのメンテも必要がない。季節(気温)による「エンジンがかかりにくい」もない。

定期的に見なきゃいけないのはタイヤとブレーキくらいかな?

この辺り、放りっぱなし状態(にしちゃいけないんですが)から即乗り出し可能ってのは、今の原付の使われ方からすると凄い便利に思えるでしょう。

便利じゃない点としてはバッテリー・航続距離かな。

今のところ1度の充電=事実上1日に走れる距離はせいぜい数十キロ。
ロングツーリングは実際的じゃないですね。

でもこれも、今原付で遠乗りしてる人がどれくらいいるか?と考えるとあまり問題にならないような気がしないでもなく。

実際に買う買わないの部分ではやっぱり価格かな。
EVそのものの価値というより、現実に目の前にある原付スクーターと比べてしまいますからね。

#例えば俺も、航続距離20kmでもいいから10万円で買えてちゃんと走るEVがあったら考えるものなぁ。

ただこれも、販売台数が増えればどんどん安価になるでしょう。

車体では原付と共有の部分も多いし、モーターってのはエンジンに比べてパーツ数がごく少ないですから。

まずは業務用として普及してくれないかなあ?
特に早朝動く新聞配達には是非EVを使って欲しいところです。

 

でもあれですかね、実際にEVコミューターが普及すると「電欠」対策が必要でしょうね。

主流は電池交換式か、それとも急速充電になるか。

もしかするとスマホ普及初期のように、自販機のコンセントから「盗電」やって捕まる奴が出たりとか。

あと民家に「すいませ~ん、電欠なんですけど充電させてもらえませんかぁ?」とか。

「……そうか、それを今から世間に啓蒙させるべく放送されているのが『充電させてもらえませんか?/TV東京』なのかもしれないぞ……」【絶対違う】

 

 

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