#山歩きってタイトルは盛りすぎだよな……
でまぁ、昨日の月曜日。
「晴れるのは今日まで!明日は雨!」って予報に朝からセローを引っ張り出したんですけどね。
目指すは矢板市にある「おしらじの滝」
ここは一度見に行かなきゃなと思ってて、でも雨上がりは要注意(そこまでの道が)って聞いてた滝です。
俺の記憶が確かならこの滝。最初はマニアな山歩き人向けで、そこまでのルートは近くの山の駅で配ってた手書きの案内図頼りでした。
それがSNSで拡散されて訪れる人(素人)が増大。
で、ここは想像ですが、転ぶとか怪我をする人が増えた。あるいは迷うとか。
結構な山コースだったらしいですからね。本来素人が気軽に出かけるような場所じゃなかったわけです。
ここで管理者(矢板市かな?)は滝の公開を止めました。
案内図の類は全部中止。地図にもWEBにも載せるのを止めて「そんな滝は知りません」状態に。
うかつに行かれて怪我されたら大変だから……というか、きっと既にそういう抗議があったんでしょう。
宣伝されてるから行ったのに怪我した、どうしてくれるんだ!的な。いや、あくまでも想像ですけれどね。
本来山歩きなんてのは全部自己責任。迷おうが怪我しようが悪いのは自分。
そういう遊びのはずなのに、何か起こると「俺ハ悪クナイ!管理者ガー」って騒ぐ人が増えた。
これが最近世の中をどんどんつまらなくしてるんじゃ……なんてのは長くなるので略っと。
さて。
そんなこんなな経緯があった後、2,3年前(かな?)におしらじの滝が公に復活しました。
矢板市のWEBサイトにも載って、どうぞどうぞなウエルカム状態に。
これはこれまでのマニアックルートではなく、別の駐車場からのルートが設定されたからでしょう。
素人が行けるようそれなりに整備した道を作って、あらためて「滝あります!」と始めたようです。
観光的な面もあるのでしょうが、「面倒だからずっと閉鎖!」が多い昨今、とても建設的だし、素直に歓迎したいところです。
以上、前説終わり【長】
★
セロー到着。
滝入り口となる駐車場はお馴染みのツーリングルートの途中にあり。
朝9時前なのに既に車が2台、そして壮年の男性一人が丁度戻ってきたところ。
うーん、やはり人出は多そうですな。
歩き出すとすぐに崖を降りることに。
ところどころ石をコンクリートで固めて階段状にしてあるので安心して降りられはするんですが、斜度が結構あるので注意必要。ちゃんとした靴でないと危ないのはまぁ当然です。
※入口には看板あり
※結構な下りですよ
「ああ、でも朝の森林はやっぱ気持ち良いな」とかつらつら考えながら200mほど下ったところで、セローにキーを付けっぱなしだったことに気が付きました。
慌てて来た道を戻って。
まぁこんな場所だから付けっぱなしでも平気かとは思うんですが、なにより俺自信が安心できないのでね。(小心者)
駐車場まで余計な一往復をして、よし、これでアップは終了(ポジティブシンキング)
意気込んで歩き始めたら、意外にさくっと滝に着いてしまいました。
「ありゃ、こんなに近かったんだ」
着いた滝は、残念な事に水は流れておらず。
まぁ水が流れる時期の方が短いってのは聞いてましたし、ここまでの道(川沿い)から想像はできていましたけどね。
滝はないものの、滝つぼは満々と水を湛えてるし、春の緑が綺麗だし、小鳥が鳴きながら飛びまわってるし環境は最高。石に座ってヒーリングを開始。
※雰囲気よし
※苔が生えてるってことはそれだけ水が流れる期間が短いって事かな?
訪れる人はやはり多く。
俺の後ろからカップル1組、そのあとから家族連れ、その後に男性が一人。
決して広い場所じゃないので、それなりの人数が集まると「混雑」になっちゃうんですね。
俺は途中から川の中(の石の上)に移動しましたが、水が多い時期は行けないだろうから大変かも。
ともあれ、気持ち良い場所には変わりなく。うん、季節を変えてまた来ましょう。
※そして滝の流れている時を狙って。
帰りは来た道をごくゆっくりと登って。
測ったら駐車場までは6分程。行きは下りなのでそれ以下のはず。
以前のマニアルートは15分程と聞いているのでそれよりは大分近いですね。
これくらいの距離ならマスツーリング中の寄り道にも使えるかな?バイク用ブーツなら山道もそこそこ歩けますから。
※せっかく朝から出かけたのでこの後矢板の山の中に入ったらそれはもう……って話は後日本館にてレポートを予定。
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