そんなわけで、2016年も2週間が過ぎようとしているのにWEB本館の更新ができてないんですが、まぁそれはそれとして(をい)
※もう少々お待ち下さいまし。(謝)
唐突ですが、最近、バイク雑誌の数が増えていると思いません?
いえね、本屋へ行って棚眺めていると妙にそう感じるんですよ。「見たこと無いタイトルの雑誌が結構あるなぁ」って。
実名挙げるのは控えますが、例えば女性ライダー向けとかおしゃれ系とか。
時おり思いついたように出る特定のメーカーや車種のムック本ならともかく、これらは皆(今のところは)定期刊のよう。
個人的にバイク雑誌が増えるのは大歓迎。どんどん新しい雑誌に出て欲しいんですが…
「大丈夫かなぁ、ネタ続くのかなぁ」
昔からある古参の(?)バイク雑誌は、なんでもありの幕の内型です。
だから季節毎のネタも使いまわしが効く。
春に免許取得・購入・初心者向けやって、GW旅行やって、レイン特集やって、夏対策やって、北海道ツーリングやって、新車ランキングやって、防寒対策やって、時々新車情報とインプレ突っ込んでおくと1年が回るわけです。
でも、対象読者が限定されているとすれば?
例えば女性向けであれば、ネタの数は半分とまでは言いませんが確実に減ります。
そしてそれ一誌ならばともかく、3誌も4誌も出てくるとネタ被りは避けられないでしょう。
「女性だからこそ」「ファッション的な切り口で」
そんな特色には、さて、どれくらいのパイの大きさが残されているのやら。
それでも先のとおり雑誌の数が増えているのであれば、それは作り側が「どうにかすれば売れるはず」という予感を持っているということ。「パイはまだ残っている」と判断したということ。
正直「ネタ・情報」に関しては、幕の内的にもより濃ゆい部分的にも、既に雑誌よりWEBの方が上になりつつあります。
情報サイトしかり個人サイトしかり。
時には雑誌自身のサイトが情報を発信したりしていますから。
「WEBは情報の質が」って話はありますが、雑誌記事だって広告主との関係は避けられませんからね。
…とかとか、本屋の棚を眺めながらつらつら考えていて思ったのは、「やっぱ物理本には情報元としてだけではない、他の魅力がないと難しいよな。」ということ。
丁度一年前にblogに本屋ネタで書いた、
>例えばいくらWEBの画像が綺麗になっても、バイク雑誌の綺麗な写真やレイアウトってディスプレイで見るのと印刷された実本とでは別物じゃないですか。
…みたいに所有欲を満たしてくれるとか。
あるいは「ここでしか買えない」「皆で集まれる場所ができる」「有名な人に会える」のようなステイタスとか。
そんなものがないとなかなか購入までには至らないのかなと。
そしてそこまで考えていて気づいたんですが、新しく発刊された雑誌は皆なんとなくそっち寄りな気がしないでもない。
そしてかつては情報主体だった古参のバイク雑誌も、最近はそちら側へじわじわとシフトしつつある気がしてきてきたんですが…さて、本当のところはどうなんでしょうね。
#その昔は「とりあえず基本のAかMを押さえておいて、もう一つ好みで何か」って言われてたんだよな。何かってのは、例えばMBとかBBとか。
◆↓「ツーリング」と「バイクカスタム・整備」に参加中↓◆
近頃のバイク読本

コメント