でまぁ、新年早々バイク以外の話もいいんじゃないかと思うんですけどね。
ご存知のとおり(?)俺は活字中毒を自認していまして。
なので本はかなり読みます。
最近は「活字」というと漫画も含むことがあるようですが、それを別にしても書籍や雑誌やあれやこれやで結構な量を読んでいる気がします。あ、もちろん漫画も読みますけどね(←何を今更)
読むジャンルはいろいろですが、小説だとフィクション系がメイン。
いや、せめて小説の中でくらいはせちがらい世の中を忘れたくてですねぇ…(と遠い目をする)
んで最近、書店(新刊本を扱う店)が減ってきているんだとか。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150105-00000107-mai-soci
これはねぇ、仕方ないですよ。
あちこちに大型店ができてしまって…なんてのも原因の一つなんでしょうが、大手が来て押されるのは本屋だけじゃなく魚屋や八百屋も同じ。
ただ同じ商品を同じ価格で並べてちゃ規模で勝負になりません。
Amazonのような通信販売の影響も同様です。
こちらは価格というよりは「検索」とか「手軽さ」でしょう。WEBでさくっと探せて注文できるのと、本屋へ出向いて「この本何時入りますか?」って聞いても「さぁ?」って返事しか帰ってこないんじゃねぇ。
今後は頑張ってる商店街の魚屋さんみたいに、「奥さん今日はこれ旨いよ」「こう料理すればいいよ」的なフォロー・付加価値がないと厳しいでしょう。
現にそうやって努力して繁盛している本屋さんもあると聞きますしね。
「皆が活字を読まなくなった」「そもそも出版業界全体が」って話もよく耳にしますがこれもどうなんでしょう。
確かに紙媒体の流通は激減してるみたいですけど、電子版を加えて業界全体としてみると横ばいなのでは?なんてデータも見た記憶があります。
何よりこれだけWeb、Netが普及している昨今、文字を読むこと自体に抵抗を持つ人がそれほど増えているとは思えません。
なんかこう、業界なり、店舗なりの努力でもう少しなんとかなるんじゃないかなと思うんですよ。
いや、まぁ本が好きなだけの門外漢の勝手な意見なんですけど。
書籍・雑誌が次第に電子化していくのは時の流れとして、その上で「紙の本」を売りたいのなら紙の本にしかない魅力を出して欲しいです。
例えばいくらWEBの画像が綺麗になっても、バイク雑誌の綺麗な写真やレイアウトってディスプレイで見るのと印刷された実本とでは別物じゃないですか。
だから、文字列での情報提供とは別に、質感とか所有欲とか、そういうものを満足させてくれるなら「物理的な本」の魅力は電子版に負けるはずはないと思います。
そして街の小さな本屋さんには、先の付加価値の意味をこめて個性を出して欲しいなぁと。
なんでもかんでも置いて小さいTSU○AYAを目指して欲しくないなぁと。
いいですねぇ、店主の個性丸出しの小さな本屋。
「この本屋、棚が全部ハヤカワ文庫SF(JA、NVでも可)だぜ!」なんてお店があったら俺、毎週通っちゃうんですけどね。
※トム・クランシー氏が2013年に他界されてたのは一度自分で呟いていたようなそうでないような……
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