二輪車通行止め

　そういえばこの前、NHKの「BS マンガ夜話」で「もやしもん」を取り上げてまして。
　その中で「選択の自由」なんて事について話が出ていまして。
　見てて思ったんですよね、「そうだよなぁ、自分で選択できないのって嫌だよなぁ」って。
　この前の奥只見ツーリングで、「シルバーラインの二輪車通行止めはけしからん！」とか書いたかと思います。
　そしてその後、複数の方から「トンネルばかりでつまらない」「走って面白い場所じゃないですよ」と教えてもらったりしました。
　でもね、「面白く走れない」から怒っているわけじゃないんです。
　「通るか通らないか自分で選択できないから」憤慨してるんです。
　走って面白いかどうか、危ないかどうか、２度３度と足を運ぶかどうか、それは自分で決めたいんですよ。
　　　　　　　　　★
　本当に危険な場所が通行禁止になるのは否定しません。
　穴とか崖崩れとか道が切れてるとか、そんなところに標識が無かったら大変ですから。
　でも「４輪はＯＫで２輪は駄目」って「本当に危険な道」じゃないですよね。
　本当に危険（もしくは自然保護とか）なら、全面通行止めにするべきですよね。
　「事故が起こると面倒だし、２輪なら反対者少なそうだからとりあえず禁止にしとけ」って事ですよね。
　事なかれ主義（もしくは責任回避の手段）ばかり考える管理側には失望しきり。
　ですが、そうした・そうなった原因は、自分で考える・判断する事を放棄し、トラブルが起きる毎に管理側に責任転嫁しようとする利用者側にもあるのかもしれません。
　
　そしてこの「自己判断放棄」の流れって、最近加速している気がして嫌なんですよねぇ。
＃「法律で禁止されてないからやっていいんだ！」ってのは昔は小学生の屁理屈だったんだけど、最近はいい歳した大人がマジな顔して言うからなぁ…
　
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