serow ご近所探索

　晴天の土曜日。
　午前中にヤボ用を片付け、正午過ぎとなる。
　どれと見上げる空はとんでもなく青い。
　「これで出かけなきゃバイク乗りじゃねぇンだよ！」【←誰？】
　セローをひっぱリ出してエンジン始動。
　特にあては無いが、夕方までふらふら走り回るか。
　鬼怒川まで出て考える。川原で遊ぶのもいいが、せっかくだから川沿いに下ってみるというのはどうだろう？
　川沿いの土手を走るサイクリングロード、そしてその脇には細い県道が併走している。
　ここなら大手を振ってバイクで走れるだろう。
　とてとてと走る。
　県道は時に土手を外れ、時に行き止まりになり、時に太い道に合流する。
　機会がある毎に川原へ降り、高台を走るときには周囲をゆっくりと見渡してみる。
　

　
　自宅から僅かの距離なのに、知らなかった運動公園が多くあり驚く。
　昔ながらの釣堀がこれまた沢山あることに驚く。
　見た事も無い素朴な木の橋が掛かっていて驚く。
　そこには普段近くを走っていてまったく気づかなかった景色が広がっていた。

　「う～ん、今日はとても良い発見をしてしまった気がするぞ」
　なんやかんやで30km程下り、河岸を替えて30km上る。
　夕刻、帰宅。
　ああ、今日は出かけてよかった。
　オフ車だと意外な発見があるんだねぇ……
　
　
でも汚れるから洗車が面倒なんだよな… [ランキングオンライン]