近頃の夏用バイクウエアといえばメッシュのものがほとんどだ。
直射日光を遮り、パッドが取り付けられる長袖のウエアは夏のツーリングには欠かせないものだが、いかんせんどうにも暑い。
風を良く通すメッシュ素材が使われるようになったのも当然といえば当然だろう。
だが、本当にメッシュが一番良いのだろうか?
メッシュは確かに涼しい。しかしそれは走っている最中の話である。
信号待ちで停まっている時も涼しいわけではない。
そして走っている最中の話であれば、メッシュでないウエアでもそこそこ涼しいのだ。
山へと上り、急に気温が下がった時にも、メッシュでは対応する術が無い。
普通のウエアならジッパーを上げ、袖と襟元を留めればそこそこの防風効果が期待できる。
しかし素通しのメッシュではそれは無理。
「汎用性に欠ける」と言ってもあながち間違いではないだろう。
「インナーウエアで調整すれば良い」という考えもあるのかもしれないが、俺はそれではどうにも主客転倒な気がするのだが。
……とまぁそんなわけで、勘の良い人ならお判りの通り、新しい夏ジャケットを買ってしまいましたとさ(笑)
お披露目はもう少し先かなぁ・・・ [ランキングオンライン]