続・初乗り

・・・というわけで、コレの詳細
 2007年の初乗り
 さてどれに乗るか……と迷う事はない。諸般の事情により今日はセローで出かけなければならないのだ。
 アイドリングしながら考える。
 さて、それでは何処へ行こう?
 ここしばらくの晴天で、北へ行っても雪で身動きがとれなくなることはなさそうだが、無理して走る必要はない。
#実は雪が積もったら出かけてやろうと目論んではいる。
 今日は以前同様、川沿いをゆるゆる走ってみるとしよう。
 いそいそと鬼怒川へ。
 前回の対岸の川原へと降り、ゆるゆる南へ下っていく。
 小春日和とでもいいたいくらいの良い天気。気温は寒からず暑からず。
 あ~、いい正月だねぇ・・・
#もう4日だけど。
 60kmほど下って反対岸へ。
 今度は北へと上っていく。
 この前の渡良瀬遊水地での極悪集会から、オフロードでのスピードに対する恐怖感がかなり減った気がしている。
 下が砂利でもそこそこスロットルをあけられるようになった。
 乗り方にも慣れたのか、タイヤがそれなりに暴れてもハンドルが取られるような事は無い。
 『♪ちょい慣れた頃が一番危険~♪』とぶつぶつ呟きながら フラットダートを軽快に飛ばす。
 と、ある場所でモトクロス向け(?)のコースを発見する。
 規模は結構大きい。
 空き地には数台のトランポ、コース上では数台のモトクロッサーが空を飛んでいる。
 隣にはATV(バギー)向けのコース、その向こうには4輪トライアル用(?)のコース。
 へぇ、なんかいろいろ作られてるな・・・
 そのすぐ近くに、4輪の轍の跡で作られたルートがあった。
 フラットだがもちろんどろどろのダート。
 もしかすると何かのコースかな?と思ったのだが、付近に誰もいないのでおそるおそるセローで乗り込んでみる。
 路面は先に書いたとおり土(泥)。
 タイトなコーナーにはカント(斜度)が付き、轍ができている。
 みようみまねでシートの最前部に座り、走る。
 ブレーキングで尻を流してみる。普通の砂利道だとそれで止まってしまうのだが、ここのような路面だとそのままコーナーリングに繋げられるのが面白い。
 轍にタイヤを引っ掛けて走ると良く曲がれる事に気づく。
 反面、轍に出たり入ったりする時は結構な抵抗がある。この辺りは4輪の雪道走行と同じ・・・なのだろうか?
 誰が作ったかわからないコース(というかコースかどうかさえわからないが)なので、路面を荒らしては申し訳ないと早々に引き上げたが・・・う~む、これは結構面白いかも。
 こういう場所には大抵独自のルールがあるはずなので、後でちょいと調べてみるとしよう。
 帰り道。先の勢いに任せ、土手を登ったり下ったりして遊ぶ。
 乗り手が躊躇さえしなければ、結構な坂でもがんがん上がってくれるセロー。ふ~ん、もっと上手に走れればきっと楽しいんだろうなぁ・・・
「習うより慣れろ」って言葉は偉大だねぇ・・・ [ランキングオンライン]