ワークマンから考えてみるキャンプ用品

先日、宇都宮市街にワークマンプラスができて(正確には移転・改装)覗きに行ったんですけどね。

このチェーン店、作業服に限らず、いろいろなウエア系が充実しているのはご存知のとおり。

「あ、この綿ジャケットいいな、ポケットたくさんあってるキャンプの時に便利だし、焚き火の火の粉が飛んでも穴開かないし」とか見てました。

ワークマン綿ジャケット※ええ、もちろん後に買いましたとも

そしてウエア以外にもキャンプ用品が売られていて、品数も種類も結構充実している。
機能充分でお値段手頃。もうここの品物だけでキャンプできるよなと思ったりしたわけです。

 

で、この手のキャンプ・アウトドア用品。

ワークマンでもホームセンターでも、あるいは100均の品物でもですが、「安物だけじゃつまらない、専門メーカーの良い品物を使ってその便利さを知るべき」って意見があるわけです。

これはこれで一理ある。というか正論です。

精度とか耐久性とか質感とか、一流メーカー品はやっぱり違う。使うとなるほどこりゃ凄いなと思う。
まあ俺はあまりそういう機会には恵まれないんですけどね。

でもこれ、どちらが良い悪いじゃなく、「その人が何を目的としてキャンプするか」だと思うんですよ。言い方を変えると「何を面白いと思うか」

 

キャンプってのは完全に遊びなわけで、何かしなきゃいけないと決められてるわけじゃない。自分で好きなことを好きなようにすればいい。

例えば焚き火を熾すにしても、ただ火を点けるならチャッカマンでいい。
お手軽にと考えるなら着火剤を使えばいい。
そして、ファイアスターターとチャークロスでじっくり手間かけて点けてもいい。
もちろん「焚き火なんていらん」とカセットコンロ持っていくのもアリ。

焚火※まぁ俺的にはキャンプに焚火は欠かせませんが

これ、どれも正解なんですよ。

火を熾すという行為にどんな目的を持つか、意味を持たせるかの違いなわけです。

 

そして焚火に限らず、本来の機能なんて放っておいて、単に「凝る」ってのもありなわけです。

例えば、使う使わない、便利か不便かなんてのを差し置いての道具自慢。

友達連中と出かけた時に楽しいのがコレですね。「これ知ってる?」とか「これ便利なんだぜ!」とか。

そしてそれも単なる高価な品自慢じゃない。流用品自慢、自作自慢、あるいはコスパ自慢なんてのもある。場合によっては日用品をそのまま持ち込む自慢(?)なんてのも。

俺なんかも、大勢で集まる時とソロキャンプじゃ装備変わりますからね。
(二輪か四輪かでも大きく変わるけど)

 

つまらないなと思うのは「流行ってるから」「あの有名人が使ってるから」「ユーチューバーが紹介してたから」なんて情報に流されてしまうことでしょう。

「これ凄いんだぜ!」『どこが?』「わからないけどそう言ってた」みたいな。

とっかかりはそれで良いとしても、自分なりの意見というか感想的なものがないとせっかくの品物が活きない……というか「面白くない」気がします。
まあ、そこから新しい発見があったりもするので全否定はしませんけどね。

 

繰り返しになりますが、自分は何を目的にするのか、面白く思うのかを考えるのは大切です。
これはキャンプ・アウトドアに限らずに。

考えてみればバイクのツーリングがそうですね。

北海道旅行なんか飛行機ツアーで行けば早くて楽でトータルで安いってわかってるのに、「この方が面白いから」ってだけで、自分のバイクに跨ってフェリー使ってえんやこら行くんですからねえ……

 

……とかいろいろ考えてたらキャンプに行きたくなったわけですよ。

この三連休、久しぶりに楽しんできました、ソロキャンをねぇ。

ソロキャンプ※天気が良くて何より

 

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