なんでも日本国内の自動車+二輪車メーカー計14社が集まって「国際標準検討会」なんてのを作って、汎用性の高い部品の仕様を統一しようなんて動きがあるそうなんですけどね。
こう聞くとすぐ「日本の車(バイク)がより金太郎飴になる!」なんて騒ぐ人がでる気がします。
今の情報でははどの程度の汎用性でどの程度の共通化なのかは判りませんが、個人的にはまったく心配してません。
メーカーの人はそんな莫迦じゃないですって。
少なくともバイクは趣味の乗り物なので、オリジナリティってのは非常に重要です。
エンジンやフレームはもちろん、トータルでの足回り的なもの。
そして何より外観・デザイン。
この辺りが「おっ、このバイク凄ぇ!」ってならないと、このご時勢売れるわけないんです。
単純に部品共通化して価格下げて見た目同じバイク作って売れるなら誰も苦労はしないですって。
やむにやまれぬ事情で兄弟車的なものがあったとしてもそれは同じ。
むしろ兄弟車だからこそ、各々の個性を明確にしないといけないかもですね。
だから、そんな「バイクの魅力」にはあまり関係の無い部分、機能・操作性を優先すべき部分。
そこはどんどん共通化して、開発の際の労力と費用を削ればいいと思ってます。
そしてより魅力を大きくすることへ注力して欲しいと思います。
ユーザー側からしてもメーカー間で共通化されれば助かる部分が増えます。
本体価格への影響を別にしても、エアクリーナー、オイルフィルター、バッテリー等々の消耗品。
この辺りが共通化されれば本当に楽です。それに1品種で対応できる車種が増えれば市販パーツ業界もより活性化すると思うんですよね。
そんなわけで、先の計画は推し進めて欲しいなぁと。
もちろん「それはそれ、これはこれ」で、時には馬鹿みたいに高品質な一品モノが出てきてうわ~って驚かせてもらいたいですけれどね。
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