自己暗示という名の連想法

 ええ、「暗示」と聞くと「お前はもうジェットコースターを怖いとは思わないぃぃっっ!」とかの胡散臭い奴が浮かぶのは俺も同じなんですけどね。
 例えばバイク乗ってて「今日はなんか調子悪いなぁ?」と思う事ってあるじゃないですか。
 それは物理的な要因だったり体調だったり単なる気のせいだったり。
 でもその場でははっきりとした原因は判らない。
 いずれにせよ「どうもおかしい」と感じたのなら、そのまま走り続けるより何らかの形で一度リセットするのが良いわけです。
 物理的なリセット(点検・修理)は難しいですが、精神的・気分的にならほぅと気を抜いてリラックスすればよし。
 バイクを降りてヘルメット脱いで景色を見ながら休憩するのが一番です。
 そういえば、試合に臨むスポーツ選手がよくやるルーティーン(ルーチン)ってのにはこのリセット・リラックスの意味もあるんだそうで。
 イチローの肘クイクイとか石川遼の2回素振りとか。
 毎回同じ行為を行うことで緊張を解いて「いつもの自分」を出すために有効なんだそうでして。
 筋肉の準備の意味もあるんでしょうけれど、決してゲンを担いでるわけじゃなかったんですね。
 もしかするとこれ読んでる人の中にも、この手の自分なりのルーティーンを持ってる人もいるかもしれません。
 バイク乗る前には必ずアレするとかコレするとか。
 あ、キックする前にちょんちょんとレバー動かして…的な儀式はまた違いますからね。
 で、ここでタイトルに戻るんですが、ルーティーン的なものは行為・動作じゃなく言葉でも似たようなことができます。
 それがタイトルの自己暗示って奴です。
 これは別に怪しい術式(をい)とかではなく、特定の言葉とリラックスを関連つけて覚えておき口にするだけの話。
 ルーティーンと違って走ってる最中でもできるので便利ですよ。
 言葉はなんでもOK
 あまり長くなくて覚えやすくて口にしやすくて、それでいて普通は使わない言葉がいいでしょう。
 例えば…「右向けぇ~右」とか(?)
 何か調子悪いな?と思ったら「右向けぇ~右」
 そうするとすっとリラックスできます。
 ええ、できますよ。
 できるかもしれません。
 できたらラッキー!
 「ちがわい!できるったらできるんだい!」
 実はコレ、トム・クランシーの小説中に出てきて「へぇ」と思ったのがやってみようかと思った理由。
 マユツバで始めましたが俺には結構効くみたいです。
 もしかすると「言葉に出して言う」という辺りがポイントなのかもしれません。
 例えばゴルフには「力が入っていると思ったら軽く舌を噛んでスイングすると良い」とかがあります。
 つまり「力が入ってる=奥歯をかみ締めてる」→「口を開ける=力が入らない」ということ。
 口を開けて声を出すことで緊張を解くというのは意外に理にかなっているのかもしれません。
 そして一度関連付けられると、その先に「踝グリップ」とか「肩の力」とか「腰で乗る」とかも繋げることができます。
 結果、乗り方をいつもどおりに戻せる(もしくは戻すためのチェックができる)というわけです。
 いや、人間の脳って本当に面白いですよねぇ…
 まぁ本当にリセット・リラックスできているかどうかは別にしても、この手の自分なりの「逃げ」を作っておくと精神的な安心が増えるのは間違いありません。
 面白そうだなと思った方はぜひ一度お試しください。ええ、だまされたと思ってね、へっへっへ(悪)
 そして俺の場合、最近物忘れがとみに激しくなって、この「言葉」自体忘れてしまいそうなのが困ったところなんですけどね(笑)
 
 
※それにしても最初にトゥームレイダーの映画見たときはぶっ飛んだよなぁ…あと天津風と島風ではどちらが持ってる方が可愛いんだろう?(それはアンジーだし連装砲だし)
 
 
 
 
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