…とか妙に大仰に書いたのには訳がありまして。
いやまぁ、例えばこの時期に東北の太平洋岸へ出かけるのはどうなのだろう?って事です。
地震後のTwitterに書いたのですが、あの時は「よし、ならば今年のゴールデンウィークは東北だ!」と思ってました。
長期的なボランティアなど適わぬ身としては、僅かな募金程度しかできることはありません。
「ならせめて現地へ旅行してお金を落として」と思ったんですよね。
ところがその後、被害が尋常ではない事があきらかになってきます。
地震後2週間近く経過した今も、行方不明者の正確な数どころか被害の全容さえ明らかになっていません。
GWまでにどのくらい「通常化」するか今の段階では判りません。
そんな中で「旅行」というのはどうなのだろうと考えます。
「GW中だけボランティアでもやれば?」と言う人もいるでしょう。
でも、短期のボランティアって受け入れ側にとってはいろいろ手間がかかるもののはずです。
(※以下あえて一般的でない書き方をしますがご容赦を)
例えば、切迫したJOBに人を突っ込む事で状況が好転するとは限りません。場合によっては状況が悪化する場合さえあります。
原因は大抵指揮系統のオーバーフローです。これまでの仕事に加え、新しい参加者に現状を説明し、仕事を割り振り、管理するという作業が加わります。
現場側も大変です。きっちりとした指示が出なければ「俺は何をすればいいのだろう?」という状態になります。
これらが一過性のものであれば良いのですが、次から次へと短期で動かれるとたまったものではありません。結果、全体の効率が悪化してしまうわけです。
もちろん「短期に動く人を管理する専用部門」があれば話は別です。そしてこれが受け入れ側の体制なわけです。
そしてもちろん、「効率だのなんだのは関係ない!今はとにかく人手が欲しい!」って状況も現実にはあるわけなのですけれど。
……というわけで結局「今後の情勢を見極める」ことにしました。
現地の観光(?)がそれなりになって「お客様ウエルカム!」な状態なら喜んで行かせて頂きたいです。
設備や施設に多少の不便があろうとも。
#受け側の体制とは別に、送り側から「これを○○県××市まで届けてくれる人募集」なんてのがあればなぁ……セローなら航続距離も長いし、そこそこの荒地でも大丈夫だし。
コメント
ボランティアは求められない限り行かないことが正解です。
http://d.hatena.ne.jp/dongfang99/20110315
(被災地方の地方公務員の方のブログ)http://sonicbrew.blog55.fc2.com/blog-entry-446.html
今は「プロ」が求められています。
自衛隊、消防、警察、医師、行政職員などのプロです。
なお、自治体職員(特に市町村役場)はかなりの方が犠牲になられており、また自らも(家族も)被災者でありながら対応をされているので、今は極限状態です。
「今、自分に何が出来るか?」
多くの国民がこれほどまで強く考えたことはここしばらく
なかったことかと思います。
今回の震災は被災地だけではなく、関東地方を中心に
全国区での影響もかなり大きく、計画停電や避難民の受け入れ
を含めて、豊かに慣れてしまった日本人が「助け合うこと」
の大切さを改めて実感しているはずです。
被災された方には失礼かもしれませんが、この震災は日本
(日本人)が生まれ変わるひとつのきっかけになるのでは
私は思っています。
この状況を乗り越えることが出来た、その頃には、簡単に政権や
首相が変わっていた異常とも言えるこの国は生まれ変わると
私は信じています。
「今、自分に出来ること」
私は、ささやかながらの寄付と節電。買いだめの自粛。
そして、目の前の仕事を確実にこなすことを実践しています。
参考になれば幸いです。
NARAmasaさん:
プロにはプロの、そして素人には素人なりの貢献方法がある。と思います。
そしてごく限られた範囲であれば、素人の方が小回りが利くと思います。
でも今回のは規模が違いすぎますからね。
はやく体制が整って「素人ボランティア大募集」できる状況になれば良いのですけれど。
にゃごちゃん:
私は「その気持ちを持ち続けること」が大切だとも思ってます。
今は大震災一色ですが、半年・1年の後、(私を含め)どれだけの人が「今の気持ち」を忘れずにいられるかがポイントのような気がします。実際の被災地はその程度の期間では到底元通りにはなりませんから。
GWまで待ちきれずに3月25-27日にジェベルで被災地特攻しました。金曜日天気良かったので会社も休んで。
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まじやばいっすよ。もう戦場。日本じゃないですね。
正直、オフ車じゃなきゃ走れません。オフ車でも砂埃がすご過ぎて帰ったらエアクリーナ掃除必須でした。
土日使って遊びにいっただけなので完全に野次馬です。さすがにバイクはほとんど見かけませんでしたが、被災地にいた人の割合は、自衛隊3、野次馬5、消防・警察・報道1、被災者1の割合です。ボランティアとか影も形もなし。
意外と同じような趣味のやつが多くて話が合いますね。車でノコノコ来て写真撮ってくだけだからすぐわかります。記念写真撮ってるカップルとかも結構いました。
とにかく今見とかなきゃ損ですね。私たちが生きてる間には、日本じゃまず二度と見れない光景でしょう。普段映画でしか見れない風景がリアルで見れる、これは最高の事だと思います。
今年の東北はおすすめですね。