※以下の文はHOC(隼オーナーズクラブ)の掲示板に投稿したものを再考・再編集しました。
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先日(5/16)TBSのニュースでこういったものが流された。
http://news.tbs.co.jp/ 『仲間知らない「オフ会ツーリング」』
※映像は現在見られないようです。
要約すると「インターネット繋がりのツーリングで事故があった。しかし怪我をした人の本名を誰も知らなかった。見知らぬ人とのツーリングは事故が多いのではないか」というものである。
ネットのツーリングと事故の原因を強引に結びつける辺りにいやらしさを感じるニュースだったが、バイクに関する報道の偏向については今更驚く事ではないのでとりあえず置く。
しかし、この報道を通して考えさせられた事がある。
「面識の無い人」とのツーリングにおける、不測の事態への対応方法である。
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言うまでもない事だが、バイクのオフ会(だけではないが…)において、違反・事故・怪我・故障等は全て自己責任である。
自分で起こした事の責任は(原因はどうあれ)全てその人に取ってもらうしかないのだ。
ただ、いくら「全て自己責任」とはいえ、本人が病院へ担ぎ込まれるような事態になった場合、残された側にはバイクの始末やら警察の事情聴取やらが必要となる。
この時、(幹事も含め)誰も当人の連絡先がわからないというのはいかがなものだろうか?
☆
普段、親しげにハンドルネームで呼び合う間柄でも、住所はおろか、本名さえ知らないというのも実はありがちな事例である。
それが許されるのがネットの良いところであり、オフ会の楽しみの一つでもある。
先の「いざという時の連絡先」を把握しようとすれば、「オフ会に参加する者は住所氏名を明確にすること」とせざるを得ない。
しかし、それはネットの気軽さをスポイルするものだ。
個人情報を明らかにすることなく参加できる間口の広さと、いざという時の連絡先の確保。
この2つをどう擦り合わせるか、難しい問題だといえるだろう。
☆
ちなみに、俺が主催するオフ会の場合、基本パターンは、
「緊急連絡先を必ず携帯する事」
「友人との参加の場合は友人に連絡先を伝えておく事」
「一人で参加の場合には幹事が連絡先を預かっても良い」(任意)としてある。
ベストな方法ではないだろうが、これが現時点での俺なりの妥協案。
とりあえずこれで問題はないが、他に何か良い方法はないだろうか?
#今回はちょっと真面目にまとめてみました。
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