革ジャン物語

※例によって既に何度か書いてる気がしてたんですが、googleで自分のサイト検索しても出てこなかったのでよしとしましょう(?)
 
 
 でまぁ、俺の愛用の革ジャン。
 カドヤのニューコンセプター POWERD-RJ。多分初期型。
 
201504131
 
 ロゴありと無しがあって俺のは無し。
 このモデルには他に黄色(キャメル)もあったんですが、これは後から出たんだったかなぁ?なにせ大昔の話なので覚えてないんですよ。
 上野にあった大手バイク用品屋で堂々とパチものが売られていたとかそういうつまらないことは覚えてるんですけどね。
#「革が固くて臭いんだ、パチものは」(←つまらないことの2)
 
 んでも購入した時の事ははっきり覚えてます。
 
 「俺はちゃんとした革ジャンを買うんだぁ~!」と鼻息荒くカドヤの栃木店(今の足利市にある店じゃなく、当時宇都宮市内にあった店)に飛び込みました。
 ええ、なけなしの現金をしっかり懐に抱えてですね。
 
 カドヤへ行ったのは著名メーカーだし憧れがあったというのもあるんですが、実はお目当ての革ジャンがあったから。
 
 1988年(多分)に公開されたアニメ映画AKIRA(原作:大友克洋)
 これの原作に出ていた革ジャン、所謂「金田ジャケット」(CYBER JAC)がカドヤから発売されていたんですよ。
 
 AKIRAつながりはさておき、大好きな漫画・映画と同じジャケットが、自分の好みのメーカーから「ちゃんとした機能を持った製品として」発売されていたわけです。
 そりゃまぁ多少、いや、当時としては目も眩むほど高くとも買いに行きたくなっちゃいますって。
 
 ところがまぁ、運命とは皮肉なものでして。
 
 この皮ジャン、版権の関係(?)とかで販売されていたのはその年のみ。俺が出向いた時には既に絶版でした。
 確か裏技として「個人からのオーダーデザインとして作る」事も可能とか説明された気がするんですが、当時の予算ではオーダーなんてとてもとても。
 
 で、がっくり肩を落として…というほどの事もなく、店内で見つけたのが今のニューコンセプターです。
 
 なんかこう棚の中で光ってる気がして。試着してみたら凄い気に入って。
 迷うことなく「これ下さい」って言ってました。ええ、予算はぎりぎりでしたけどね。
 
 以後、長年活躍してくれているのは度々書いている通り。
 以前修理をして「あと10年は戦える!」って書いてから今年がその10年目だって事に気づいて頭がクラクラしてるんですが、多分もう10年は大丈夫でしょう。
 
 そうそう、金田ジャケットというかあのデザインに対する思い入れはその後もあって、革ツナギをオーダーする際にはリスペクトしてみました。
 
 但しメインアイコンであるカプセルマークはあえてちょい変えて。
 これはまぁ、俺のオリジナリティとかなんというか「パチもの扱いされてたまるか!」という矜持みたいなものですかね。
 
201504132
 
 
 
 さて、昔語りは以上で終わり。
 
 それで…なんですけどね。
 
 
 
 
 
 
 
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 いや、運命とは皮肉なものですねぇ(しみじみ)
 
 
 
 
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