ゆっくり?

 たまには愚痴ってみようかと(笑)
 某日、雨でツーリングが潰れたので、ヤボ用がてら四輪車で出かけてみる。
 せっかくなので帰りは遠回り。北の山は所により晴れたり土砂降りだったりで、ツーリングは中止で正解…はいいのだが。
 某峠でアメリカンのグループ(といっても数台)の後ろに付く。
 ところがこれがひどく遅いのだ。
 制限速度が40km/hの峠(つまりさほどきつくない)なのに、カーブでは「止まるんじゃないか?」と思う程減速する。
 あまりにも遅いので「後ろにいる俺への嫌がらせか?」と疑った程だが、どうやらそれは考えすぎ。
 よくよく見ると、「バンク角が無くて曲がれない」のである。
 べったりと落ちた車高のせいで、ほんの少し寝かせただけでマフラーやらサイドスタンドやらが路面に触る。
 カリッとなる度に慌ててバイクを起こす。
 擦らないためにバイクを直立させたままコーナーリング。結果、速度は遅くなる。
 バイク初心者でスピードを出せないのなら、これは仕方が無い。
 排気量(馬力)が小さく、スピードを出せないなら仕方が無い。
 しかし…この人たちはわざとバンク角減らしているんだよな。
 俺はバイクの改造に関して、かなり寛容な方だと自負している。
 珍走的なものは生理的に受け付けないので別だが、それ以外に関しては、レーサーのコピーだろうがキンキラ成金趣味だろうが、まぁそういう考え方もあるンだろうねぇと思う。
 アメリカンのローダウンやリジット化についても同様だ。しかし…
 普通の道で制限速度さえ出せないような仕様にしてしまうのは、やっぱりやりすぎなんじゃないだろうか?
 そしてそもそも、こういうバイクでツーリングして楽しいものなのだろうか?
 「改造の最低線」「他人への迷惑」「マナー」「法律の範囲内」「自己主張」
 ギアを2速に放り込み、頭にそんな言葉を頭に浮かべながら、のろのろと山を登っていきましたとさ。

コメント

  1. たか より:

    金さえ出せば&他人に迷惑かけなければ(なんの根拠も本人にはないが)OKとゆう輩が多すぎますよね。「安全性」を優先する改造ってのはあまりきかないねー。ここら辺が「子供」かしら、日本は。